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| 2001年10月、ハーディー社よりアンディー・マレー氏を招き、イナガキ ツーハンド・キャスティングスクールが日本で初めて開催されました。 マレー氏は、キャプテン・トミー・エドワーズ氏が創設した「The London School of Casting」の2代目校長だったジョニー・ローガン氏の後を継ぎ、3代目校長として、英国内ではリバー・テイ、スペイ・リバーなどでキャスティングの講習会を行い、世界各国でキャスティング・クリニックやデモンストレーションを行っています。 今回のスクールは、関東地区で3日間、中部地区で2日間の合計5日間行い、一般およびハーディー社正規販売代理店の方々が参加されました。 |
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| マレー氏のスペイキャスティング技術の高さには、既に昨年のフライフィッシングフェスタのデモンストレーションで驚かされましたが、今回のスクールではキャスティング技術に加え、氏のティーチング・スキルの高さにあらためて驚かされました。 昨年のフライフィッシングフェスタの会場では、スペースの制約があり、フルラインキャストができませんでした。今回は川の上、何の制約もないので、どれくらいの飛距離が出るかと思い、フルラインキャストをリクエストすると、難なくラインを出し切ってしまいました。バッキングが小気味良いリールのクリック音を奏でていました。しかし、マレー氏は「大事なのは、ラインコントロール。飛距離ではありません。」と優しく教えてくれました。また、向かい風の強い日もありましたが、彼のラインは追い風を受けるようにグーンと延びていきました。 生徒の皆さんから色々な質問がありました。一番多かったのは、「アンカーをしっかり打って・・・」と教わって、その通りやってみたが上手く行かないというような「アンカーを打つ」に関する疑問質問でした。答えは「Kiss on the water」軽く水面に触れるようにです。アンカーを打つ必要は全くありません。マレー氏の指導で練習を繰り返すうちにこの「アンカー問題」は姿を消しました。 これはほんの一例ですが、本物を目の当たりに、参加された方と一緒に多くの事を学ぶ事ができました。とても有意義な、また「目からウロコ・・・」が連続の5日間でした。参加された方一人ひとりにあらためてお礼申し上げます。 マレー氏からのメッセージがありますので、ご紹介します。 スクールに参加された皆さんへ スペイキャスターの皆さん、スペイキャスティング・スクールに参加して頂きありがとうございました。私は皆さんのキャスティング・レベル、また、スクールで学んだ事を自分のスタイルに適合させる能力に感銘しました。 以下はスペイキャストの大事なポイントのいくつかです。復習をしながら思い出して下さい。 1.上側の手はエンジンです。 2.下側の手は舵取りです。 3.ラインは軽く水面に触れるように。アンカーを打つ必要はありません。 4.上側の手の親指で竿を押して下さい。カナズチでクギを打つ要領で。 5.ラインの着水位置は、ロッドを水面と平行にした、その穂先の外側です。 そこへ、ラインを軽く水面に触れるように着水させて下さい。 6.スピードが重要です。パワーではありません。 7.技術が向上すれば飛距離はついてきます。パワーでは飛距離は延びません。 皆さんとお会いできてとても楽しかったです。次回来日するときにも、再び皆さんとお会いできることを楽しみにしています。 キャスティングを続けて下さい。 アンディ・マレイ |
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